ビリヤードは様々なゲームがありますが、ポケットビリヤードでは、どのゲームにも共通しているファールがあります。
ファールはやるとダメなやつで、ファールの際は、相手は好きな場所に手球(白い球)を置けるフリーボールからのゲーム再開になります。
目次
ファール其の1 当てるべき的球にあたらなかったとき
例えばナインボールでは、テーブル上で一番小さい番号の的球に当てる必要がありますが、その的球に当たらなかったり、他の的球に先に当たってしまった場合はファールになります。
ファールの際、当たってしまった的球は元に戻す必要はありません、そのままです。
もし、他の的球がポケットに落ちた場合もテーブルに戻す必要はありません(ナインボール以外のゲームでは異なるケースあり)。
ファール其の2 手球がポケットインした(スクラッチ)
手球がポケットインしたらファールです。
ファール其の3 球に触ってしまう(球触り)
キューや体の一部、洋服などが球に触れてしまった場合はファールになります。
ファール其の4 ショット時に両足が地面からはなれる
ビリヤードのショットをするときは、どちらか一方の足を必ず地面に接している必要があります。テーブルの上に体を乗せて、両足が地面からはなれてショットした場合はファールになります。つま先が長い靴で、靴のつま先が地面についていればセーフです。
ファール其の5 ダブルヒット
手球の2度撞きはファールです。
ただ、ナインボールでは手球と的球がチョークの幅以内ならダブルヒットOKというルールもあります。この場合「ダブルヒット」と相手にコールして了承をもらうことで、ダブルヒットが許されます。
ビリヤードの試合によってダブルヒットのルールは異なるので、参加する際は、ダブルヒットがファールになるか必ず確認しましょう。
ファール其の6 手球がテーブルの場外に飛び出し
手球がテーブルの外に飛び出した場合はファールになります。
滅多にないファールですが、ブレイクショットの際、手球が場外になることがあります。その場合は、ブレイクショットで散らばった的球はそのままで、相手のフリーボールでゲーム再開です。
ファール其の7 ノークッションファウル
ノークッションファールは、ビリヤードを始めて間もない人にとっては、え!と思うファールかもしれません。
例えばナインボールで狙うべき的球に最初に手球を当てたとしても、手球、的球のいずれかがクッション、もしくはポケットしない場合はファールとなります。
ビリヤードを初めてまもない人の試合の時、ノークッションファールを見落として、フリーボールのチャンスを見逃しているケースを稀に見かけます。ファールをしていないか、常に相手のショットを見るようにしましょう。
いかがでしたか。
ファールは、ゲームの種類によって扱いが変わるケースもあるので、ビリヤードに興味を持ったら、ぜひビリヤードのお店に足を運んでお店で詳しい人に教えてもらいましょう。
レッツエンジョイビリヤード!!