ビリヤードのバンクシステムをシステムごとに図解で紹介しています。
バンクショットなど、クッションを使ったショットはカッコいいですよね。
各システムの特徴を確認しながら、実現したいショットのシステムを試してみてください。
システムには注意すべき点があります。
システムはあくまで理論上の仕組みであり、実際はテーブルのコンディションやショットの強弱、回転によってズレが生じます。その点を踏まえてチャレンジしてみてください。
シンプルなバンクシステム サイドバンク コーナーバンク 縦バンク
自分側と対面側のポイントを活用します。
バンクを利用して的球をポケットする、活用する機会の多いバンクシステムだと思います。
バンクショットは、決まるとカッコよくて、周囲の反応を得られます。
覚える数字も2通りで、他のシステムと比べるとシンプルなので、ぜひ頑張って覚えて、サイドバンク決めてください!
詳しい説明は、こちらの関連記事をご覧ください。
プラスツーシステム
的球を直接狙えない場合に、2つのクッションを利用するバンクシステムです。
手球に順ヒネリを加えて、空クッション(キックショット)で的球を捉えるショットは、非常にダイナミックです。
プラスツーも覚える数字とシステム自体はシンプルです。
手球の動きを予測するのにも活用できるので、練習で手球の動きを掴んでください。
詳しい説明は、こちらの関連記事をご覧ください。
ハーフVシステム
的球を直接狙えない場面で、特に短クッションの近くに的球がある時に有効です。
手球に順ヒネリを加えて、空クッション(キックショット)で的球を狙います。
基本は、ワンクッションで短クッションの目安を狙うシステムですが、正直システムは少し覚えづらいかもしれません。
そのため、覚えやすい語呂合わせを考えて説明しているので、関連記事を広い心でご覧ください。
セブンシステム
短クッション側にある手球を反対側の短クッションを狙い長クッションを経由して、短クッションにある的球を狙うシステムです。
手球を走らせる距離が長いので、非常に難しいですが、的球を捉えることができれば、相手や周囲からは驚嘆の声があがるかもしれません。
セブンシステムもシステムの数字を覚えるには、反復が必要かもしれません。が、こちらも独自の語呂合わせを紹介しているので、関連記事を広い心でご覧ください。
ミラーシステム
文字通り「鏡」のように配置を投影してイメージする方法です。
他のシステムのようなポイントの数字を覚える必要はありませんが、ビリヤードテーブルや的球を
仮想するので、想像力が試されます。
詳しいイメージの方法は、関連記事をご覧ください。
クッションを使うのはカッコいい!
僕がビリヤードで好きなのは、クッションを使うショットです。
クッションを使って、ポジションしたり、直接狙えない的球を空クッション(キックショット)で当てるのは爽快です。
過去の雑誌で、「プロはクッションシステムを使っているか?」というようなアンケートで、多くのプロがシステムを活用、目安にしていると回答していましたが、当時の男女トッププロがまったくシステムを使っていないと回答していたことに驚いたことを覚えています。
システムは、手球の軌道がイメージできない内は手助けになると思いますが、システムに頼りすぎず、手球の軌道をイメージすることも大切ですね。
ぜひ、バンクシステムを覚えて、ビリヤードを一層楽しみましょう!